三つ折り人形は日本人形の逸品の一つ。安永元年(1772年)頃に作られた仕組みで、頭・胴・手足を別々に彫ることで膝頭と足が折れ立ち座りが出来ます。木彫りした胡粉を数十回塗り重ね最後に顔を描いて仕上げます。その他の人形は多くのデッサンを基に木を彫り様々な表現方法を用いて世界に唯一の作品を作ります。
作者 川上英之氏
1932年福岡生まれ。川崎プッペ氏、小松康城氏、川上南甫氏に師事
2008年中野区技能功労表彰状
2016年東京都優秀技能者認定美術展・個展等多数出展。(財)人形美術協会常任監査審査顧問。