木次酒造の酒づくり

since 1923

地元のものでつくるからこそ、地元が誇る、地元を誇れる、お酒になる。

米・水・ラベル、全て地元雲南産。

当蔵では、お米が蔵に入ってきてからお酒として販売されるまで、全てにおいて蔵元杜氏が責任をもってお酒造りに関わっております。お酒造りに使います仕込み水は蔵のすぐ近くの山に湧き出る岩清水を使い、お米もすべて当蔵があります雲南市内産を使っております。また、ほぼすべてのお酒のラベルに地元で漉かれる和紙「斐伊川和紙」を使っておりますので、瓶と王冠以外はすべて地元産です。生産量はごくわずかですが、地元島根県雲南市に こだわってお酒を造っております。

小さな酒蔵のうまいを求め変化する酒。

平成17酒造年度までは出雲杜氏の方がお酒を造っておりましたが、平成18年酒造年度より蔵元が杜氏として自らお酒を造っております。 それ以来、飲んでいただける皆様が思わず笑顔になってしまうようなお酒を造っていきたいとの想いをもってお酒造りに取り組んでおります。 お酒が美味しくなる技術や製法、また必要と判断したものは積極的に取り入れています。前年と違ったつくり方で、味わいは年によって変わっていきます。私としては良い進化を遂げ続けていると、そう感じていますので、その変化もお楽しみください。

食が酒を、酒が食を、引き立て合う。

お酒を口にし、食事を口にする。お酒の香りと味わいは、料理の味を引き立て、生まれた余韻は再びお酒を誘います。 「お料理を口にする」「お酒を口に含む」この繰り返しが心地よく続くことが、「食事と一緒にお酒を楽しむ」と考えており、そんなお酒を醸していきたいとの想いをもってお酒造りに取り組んでおります。